カーテンを選ぶ際、生地のデザインや素材だけでなく吊った時の印象にもこだわると望む雰囲気に近づけられます。お部屋をすっきりとまとめたい場合には、カーテンのヒダに気を配ってみましょう。
今回はヒダをきれいに整えるオプション、「形状記憶」と「ウェイトテープ」についてご紹介します。

「形状記憶」は、真空釜で熱処理加工することで繊維に形を記憶させ、美しいウェーブを長持ちさせる加工です。
ハリのある生地を使ったカーテンの場合、上部はウェーブがあっても下にいくほど広がり、ヒダ感がなくなることがあります。また、化学繊維のレースカーテンは洗濯による小さなシワやヨレが目立ちやすく、生活感が出る原因にも。
形状記憶加工を施すことで、上部から裾まで美しいウェーブとハリが生まれ、洗濯しても効果は持続すると言われています(*1)。

形状記憶加工は、厚手のドレープカーテンや、ポリエステルなどの化学繊維を使ったレースカーテン、2倍ヒダのカーテンに向いています。リビングやダイニングなどの人が集まるところのカーテンに、上質感をプラスしたい場合におすすめです。
反対に、寝室や人目につかないプライベートな場所では、加工をせずにゆるい空気感を演出しても。また、リネンやコットンなどの天然素材のカーテンには加工オプションがありませんが、天然素材特有の柔らかい生地感を愉しんで。

レースカーテンのウェーブをよりきれいに見せるためには、「ウェイトテープ」もプラスして。レースの裾を折り返さずに重りを入れて縫製するため、なめらかなウェーブを描くのに役立ち、軽やかに風に揺れます。

形状記憶とウェイトテープの対象生地は、カタログでご確認いただけます。選んだカーテンが加工可能な生地でしたら、ぜひ美しいウェーブでお部屋に華やかさをプラスしてみてください。

カーテンの機能・オプションについては、こちらのページでもご紹介しています。
>> FUNCTIONAL CURTAIN -プラスαの役割を持つ機能カーテン-




*1 形状記憶加工を施したカーテンは、洗濯後のアイロンがけはお控えください。


TOP写真: DUO CARTAIN [OSA] (NANA/WH × NANA/SB) 形状記憶加工あり
2枚目写真: NANA/BE 形状記憶加工なし
3枚目写真: NANA/ORO 形状記憶加工あり
4枚目写真: NEULO/IV

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