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SEAT CUSHION FOR COMFORT – 座り心地をつくるクッション材 –

SEAT CUSHION FOR COMFORT – ソファの座り心地をつくるクッション材 –

ふっと力を抜いて体を預けられる安心感、ずっと座って過ごせるフィット感、座り心地を長持ちさせる耐久性。それらを実現するためには、体を受け止めてくれる“クッション材”が重要です。
お気に入りの座り心地を長く保てるように、モモ ナチュラルではソファのデザインやコンセプトに応じてクッション材を細かく調整しながらつくっています。ソファの“中身”に目を向けて、自分に合ったソファを見つけませんか。

座り心地を決めるクッション材

ソファは大きく分けて「木枠」「テンション材」「クッション材」「カバー」から構成されています。なかでも、座面や背もたれで体を直に受け止める「クッション材」は、ソファの座り心地を決める重要な部分。モモ ナチュラルのソファに使用されているクッション材は、主に“ウレタン”と“スモールフェザー(羽毛)”の2種類です。ソファのデザインやコンセプトによって使う種類や割合を調節し、ベストな座り心地が長持ちするように開発しています。

座り心地と耐久性を高める“ウレタンの層”

ウレタンは、体を受け止める土台となるスポンジのようなクッション材。気泡の密度によって硬さや弾力が異なるため、ウレタンの種類がソファの座り心地に影響します。1種類のウレタンのみでソファをつくることもできますが、モモ ナチュラルではソファごとに、2〜4種類のウレタンを重ね合わせています。
層にすることで、体重をしっかり受け止め長時間座っても疲れにくくなるうえ、ウレタンにかかる体圧がうまく分散されてへたりにくくもなります。カバーに隠れて見えないウレタン部分も、ぜひチェックしてみてください。

Urethane cushion ex.)

PHONO

ふんわりとしたソフトなクッションでありながらも、しっかりと体重を受け止めるPHONO。表層部のソフトウレタンが柔らかな座り心地を、中層部のラバーウレタンが弾力のある座り心地を作り出しています。4層にすることで、程良い柔らかさと耐久性を合わせ持ったソファに。

PATORU

長く座るほど体に馴染むPATORU。すっきりとしたデザインを実現するためにバネやテープを使用しない“板座”を採用していますが、介護用ベッドなどにも使われている新素材ウレタンとチップウレタン、ハードウレタンを重ね合わせることで、底つき感のない体に馴染む座り心地に。

DAY SOFA

広々としたフラットな座面のDAY SOFA。クッション材は、最初の座り心地は柔らかく、中層部で体重をしっかり受け止め、一番下の土台が体を支える3層構造です。エラスティックベルトと無垢材フレームも相まって、しっとりとした弾力と安定感のある座り心地を実現しています。

くつろぎをプラスする“スモールフェザー”

羽毛を使ったソファは、じんわりと包み込まれるような座り心地。クッションの中で羽毛が動き、体のラインに沿って優しくフィットします。モモ ナチュラルで使用している羽毛は、「スモールフェザー」という主に若い水鳥の腹部から採れる少し小さなサイズの羽毛。小羽枝が生えた立体的な形状と、羽根の芯の細さ、やわらかさが特徴です。弾力と復元力に富み、羽毛特有のチクチク感も抑えられるため、しっとりとした座り心地を愉しめます。立体的な羽根は空気を含みやすく、湿気が溜まりにくいのも嬉しいポイントです。時々、全体をぽんぽんとたたいてクッションの中に空気を入れ、陰干ししてあげることで、羽根同士が離れて芯が伸び、ふんわりとした質感が長持ちします。

[フェザーソファ]
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買ったときの座り心地をもう一度

毎日ソファに座っていると感じるようになるクッションの“へたり”。これは、体圧によって徐々にウレタンの気泡が潰れて起きる現象です。どんなに良質なウレタンでもへたりは避けられず、一般的にウレタンクッションの寿命は5~7年程といわれています。とはいえ、クッションがへたっても丈夫なソファ本体はまだまだ使い続けられることがほとんど。大きなソファは買い替えるのも一苦労ですし、へたった部分だけ交換できたら助かります。
座り心地に寿命を感じても暮らしの一部となったソファを使い続けられるように、モモ ナチュラルではクッション単品の販売を行っています。国内でおつくりしているオリジナルソファだからこそ、現在お取り扱いがない商品*も対応が可能です。
*一部お取り扱いしていない商品もございます。詳細は実店舗スタッフにご確認ください