無題ドキュメント

LIVING with NATURAL WOOD – 無垢材のある空間 –

無垢材のある暮らし

LIVING with NATURAL WOOD – 無垢材のある空間 –

無垢材とは、丸太から切り出された余分な加工が施されていない木材のこと。モモ ナチュラルでは、集成した無垢材を主に使用し、突板、合板と用途によって使い分けながら、家具を製造しています。
無垢材が使われた家具は、木の風合いや経年変化を感じられるうえ、暮らしの痕跡を味わいとして楽しめることが魅力。適切なメンテナンスにより長く使い続けることができ、使う人の思い出と共に、暮らしにすこしずつ馴染んでいきます。

あたたかく美しい木目と木肌

オーク材のダイニングテーブル

無垢材の一番の魅力は、木目や色合い、節など、木そのものがもつ唯一無二の表情ではないでしょうか。樹種それぞれが持つ美しい個性には、規則性と不規則性が程よく交ざり合った、一つ一つ異なる表情があります。それらが視覚的な美しさとなって空間全体に温もりと落ち着きを生み出します。
触れた時に感じる木のあたたかさや滑らかさも、安らぎを生むポイントです。特にテーブルやチェア、デスクなどのよく手が触れる家具に無垢材が使われていると、心地よい使用感で日々の何気ない瞬間にすっと溶け込みます。

木材がもたらす心地よい空間

オーク材のダイニングテーブル

無垢材の家具や建具が使われた空間を心地よく感じるのは、木が加工されても生き続けているから。木は家具となった後も、空気中の水分を吸い込んだり吐き出したりしながら呼吸を続けています。この呼吸が自然の調湿作用として働き、空間を心地よく保ちます。
また、窓から差し込んだ日光が家具に反射する際には、無垢材の表面のわずかな凹凸が紫外線を程よく反射し、吸収します。そのため、無垢材の家具がある空間では、光が優しく、柔らかく感じられます。

自然の中にいるような安らぎを

無垢材のベッドとチェストがある寝室

木の香りに含まれる成分“フィトンチッド”も無垢材が作る心地よさの理由のひとつ。フィトンチッドは、樹木が有害な微生物からの自衛のために作りだす物質で、抗菌・防臭・防虫などの効果を持っています。
さらにリラクゼーションに導く効果があることも分かっており、効果は樹木が家具に加工された後も持続します。リビングダイニングや寝室といったリラックスして過ごしたい部屋に無垢材の家具があるだけで、ほっと安らげる空間がつくられます。

10年後も共に過ごしていく

アルダー無垢材がある空間

耐久性が高い無垢材は、使い続けるほどに美しい艶と味わいが増していく“経年美化”を楽しめる素材です。キズがつくと表面にめくれや劣化が起こる合板と違い、無垢材は、キズついても生活の痕跡として馴染み、家具の一部となって味わい深く変化していきます。特に、表面に塗装膜を張らないオイル塗装の家具であれば、木そのものの経年変化を楽しみ、オイルメンテナンスで小さなキズやシミを軽くやすり馴染ませることができます。
人が歳を重ねるごとに経験を積み強さやしなやかさを得ていくように、10年後20年後の家具は、暮らしの思い出が刻まれ美しい姿になっているはずです。