耐久性が高い無垢材は、使い続けるほどに美しい艶と味わいが増していく“経年美化”を楽しめる素材です。キズがつくと表面にめくれや劣化が起こる合板と違い、無垢材は、キズついても生活の痕跡として馴染み、家具の一部となって味わい深く変化していきます。特に、表面に塗装膜を張らないオイル塗装の家具であれば、木そのものの経年変化を楽しみ、オイルメンテナンスで小さなキズやシミを軽くやすり馴染ませることができます。
人が歳を重ねるごとに経験を積み強さやしなやかさを得ていくように、10年後20年後の家具は、暮らしの思い出が刻まれ美しい姿になっているはずです。