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PATORU

PATORU

長く愛される北欧家具のような、使う人の暮らしを少し豊かにしてくれる、トータルバランスに優れたソファ“PATORU(パトル)”。シンプルなデザインの中にも、脚は天然木のぬくもりと家具のような幕板を。足し引きされたディテールバランスは、様々な角度から眺めても美しい設計に。飽きのこない普遍的なデザインは、暮らしに安心感を与えるとともに、空間に佇むだけで日常を特別なものへ導いてくれます。

美しいディテールバランス

ディテールバランスの良さが特徴のPATORU。デザインの要は、本体の薄さです。板座にすることで座面本体の薄さを叶え、脚は、無垢のタモ材で天然木のぬくもりを、長い脚は軽やかさを演出しています。脚元との対比で、低く太いアームは重厚感を加え、最後にあえての脚の間に幕板を付けることにより、家具のようなメリハリをつけたデザインに仕上げました。どの角度から見ても美しいシルエットは、壁面に沿わせても、間仕切りのようにお部屋の真ん中に置いても、場所を問わず、様になるソファです。

硬くても心地いい秘密

PATORUの魅力は、長時間座っているうちにじんわりと馴染む座り心地。その理由は、エルク綿という素材にあります。PATORUはテンション材(バネやテープ)を使わない板座仕様(板の上に直接クッションを置く仕様)で作っており、座クッションへの負荷が大きく潰れやすいリスクと、空気の逃げ道がなく湿気が溜まりやすいリスクがありました。エルク綿は層状に重ねたポリエステル綿で、適度な弾力性と、通気性に優れている特徴があります。また、長時間座ることを想定した素材のため、新幹線のシートなどに使用され、耐久性にも優れるので、PATORUの持つ課題点を一気に解決した素材です。さらに、エルク綿を支えるため、50㎏/㎥チップウレタンを採用し、底つき感を軽減するため、30㎏/㎥ハードウレタンで適度な弾力を生んでいます。

2タイプの背もたれ

PATORUの構造は、2タイプあります。本体と背面一体型のSTANDARD(スタンダード)とLINE(ライン)。本体と背面クッションが分かれているセパレート型のW CUSHION(ダブル クッション)とBUTTON(ボタン)。一体型は、座面高450mm、座面奥行き510mmの狭い寸法設定で、椅子のように標準的に正しく座ることに適しています。また一体型の背面は、どこにもたれても同じように加重を分散させます。セパレート型は、少し広い座面奥行き540mm。クッションを外すと、さらにベッドのように奥行きを広く出来ます。独立型のクッションは、背中を包み込みやすく、一体型より背もたれの高さが70mm高いので背中から首までしっかり支えます。
SIZE
1P STANDARD,LINE / BUTTON,W CUSHION
W930 D760 H730 / 800 SH450 mm
2P STANDARD,LINE / BUTTON,W CUSHION
W1550 D760 H730 / 800 SH450 mm
3P STANDARD,LINE / BUTTON,W CUSHION
W1820 D760 H730 / 800 SH450 mm
SPEC
材質
背面:ウレタンフォーム
座面:ウレタンフォーム、エルク綿
脚部:タモ
衝撃吸収材
板座
仕上げ
付属品
脚 4本
組立
脚付けのみ
カバーリング
STANDARD,W CUSHION:○
LINE,BUTTON:×
ウレタン交換

※STANDARD,LINE,BUTTONは座面のみ