無題ドキュメント

FLOW

FLOW

モモ ナチュラルが長年考えてきたローソファは、ゆったりと座れる構造を実現させたFLOW(フロウ)。靴を脱いでくつろぐ文化的習慣のある日本人にとって、床は懐かしく安心感を与えてくれる場所。だからこそ、背もたれに自然と身体を預けやすい設計にすることで、低さを活かした長時間くつろぐことが出来る座り心地を作り出しました。思わずずっと座っていたくなるような、心地よいくつろぎを生活に。

“低い”からこそ生まれるデザイン

FLOWはローソファならでの座り心地を最大限に味わえるデザインと、一般的なローソファで敬遠されがちな重い印象を軽減する工夫を重ねたデザインにしています。一般的にローソファでは低さを作り出すために脚の無いデザインが多い中、脚をつけることでソファと床の間に空間を作り軽やかさを。また、前脚よりも後脚を2cm短くすることでソファ全体に傾斜をかけ、視覚的効果で重さを軽減し、奥行き感とシャープさを演出。アーム高を座面高とほぼ同じ高さに揃える事で座面と一体化させ、広々とした印象を作り出しています。少し幅のあるアームは、軽いテーブル代わりや、横になった時には頭を乗せて枕代わりに使うこともできます。

羽毛を活かすための土台

FLOWはとにかく寛ぐためのソファ。内部構造も寛げるための素材、形状を選定しました。衝撃吸収材には、Sバネを採用し、座った時の衝撃をゆっくり吸収し安心感を。クッション部分には羽毛で柔らかさを。羽毛のしっとりと体に馴染む座り心地を活かすには、下ら支えるウレタンが硬すぎても、柔らかすぎてもバランスが悪くなるので、土台には適度な弾力を持った26kg/㎥ラバーウレタンを使用。また、ローソファの場合、座面が低いので、ソファに座っている内にお尻が前側にズレていき、座クッションも一緒にズレる事で、座り心地が変わったり、見た目も歪んだりと、崩れた印象になりがち。FLOWは、土台となるラバーウレタンの四隅に土手を作る事で、上に乗せる羽毛の座クッションのズレを防止する構造にしました。

永く使えるソファの骨格

フレームは硬く粘り気が強い性質のカポール材と、数種類の材を重ね合わせて作る合板(F★★★★*)で構成しています。座面内部にはSバネを使用し弾力性を加え、また座面をへたりにくくするため、山なりに張っています。本体フレームには、“強度”と“座面下にSバネがしなる余裕を作ること”の2つが求められます。そのため、本体底部に「根太」と呼ばれる補強材を加える事で、フレーム全体の強度を補いながら、根太形状を湾曲させることでSバネがしなる余裕を作りだしました。ただ、湾曲した構造の場合、正面から見た際に、下部が膨らんだように見えるため、前脚の間に幕板を設けることで、根太を隠すと共に、家具のようなデザイン性を補いました。 *F★★★★…身体に悪影響を及ぼす、ホルムアルデヒドという有害化学物質の発散量が最も少ない最高等級
SIZE
2.5P
W1700 D880 H650 SH420 mm
3P
W1900 D880 H650 SH420 mm
SPEC
材質
背面・座面:ウレタンフォーム、羽毛
脚部:レッドオーク
衝撃吸収材
ウェーブスプリング(Sバネ)
仕上げ
付属品
組立
カバーリング
ウレタン交換