最大200%近い含水率を持つパイン材。
みずみずしい魅力の一方で、伐採後すぐに乾燥を行わないと黒ずみが発生し、劣化してしまう難しさも。モモ ナチュラルではラジアータパインの最大の特徴であるみずみずしい質感を最大限に活かすため、幾つもの工程を重ねています。
①素地調整 – パイン材の柔らかな風合いを活かせるかどうかを左右する素地調整。安定した着色、丈夫な塗膜を施すため、フラットな表面が必要とされ、番手を順に変えながら仕上げています。
②目止め – 木の導管に砥の粉を押し込むことで穴を埋め、表面を平らにします。
③シーラー – 塗装を行う面の塗料の吸い込みを抑え、吸い込みを均一にして塗装ムラを防ぎます。
④着色 – 塗装。モモ ナチュラルのパイン材は、主にウレタン塗装仕上げを採用しています。一般的には艶感が強く、厚めに塗布されがちなウレタン塗装ですが、モモ ナチュラルでは木本来の質感を感じることができるよう、できる限り薄く、マット(艶消し)塗装を施しています。