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HOW TO CARE FOR THE CURTAIN -カーテンのお手入れ方法-

HOW TO CARE FOR THE CURTAIN -カーテンのお手入れ方法-

外からのホコリや花粉、そしてペットの毛やお部屋の臭いなど、自分が気づかない間に意外とカーテンは汚れていることをご存知ですか?そして窓からの日差しや、冷気からお部屋を守ってくれている分、結露や湿度の影響を受けやすく、使用状況によっては汚れが落ちにくくなったり、カビが発生してしまうことも。日頃の簡単なお手入れや、お洗濯の時にちょっとしたひと手間を加えるだけで、お気に入りのカーテンをより綺麗な状態で使い続けることができます。

カーテンへのちょっとした気遣い

カーテンはお洗濯だけでなく、日頃の簡単なお手入れを行うだけでも綺麗な状態を保つことができます。カーテンが汚れるほとんどの原因は「ほこり」。ほこりが付着した状態のまま太陽に照らされると汚れが沈着してしまい、落すことが難しくなってしまいます。まずはカーテンの開け閉めを行い、はたきやブラシで、ほこりをきちんと落とすことを心がけましょう。また、お部屋の換気も同時に行うことで、ニオイの染みつきや窓の結露や湿気から発生する黒カビを防ぐ対策にも。

リネンカーテンのお手入れ

化学繊維と比べ、静電気が起きにくく、ほこりを寄せ付けない特性のあるリネンカーテン。日頃のお手入れだけでも生地を清潔に保つことができますが、いざ汚れてしまったときなどに、リネンカーテンは「お洗濯ができない」と思われている方も多いのではないでしょうか?
リネンカーテンもご自宅でお洗濯することは可能です。ただ、繊維の吸水性が高いため縮みが生じるので、気になる方はドライクリーニングをおすすめいたします。もしご自宅でお洗濯をされる場合は、縮みを考慮した長さで作ることで、縮んでも支障なくお使いいただくことができますので、是非お気軽にご相談ください。

お洗濯の手順 -事前準備-

カーテン生地には洋服と同じように「洗濯表示」が必ずついています。ポリエステルやアクリルなどの化学繊維か、麻や綿などの天然繊維かによって洗濯方法も変わるため、まずは正しい扱い方を理解するために洗濯表示の確認を行いましょう。
カーテンに付いているフックは、繊維に絡まり生地を傷みつけてしまう原因につながるので、カーテンを洗う前に外すことを忘れずに。

洗濯表示について詳しくはこちら>洗濯絵表示一覧

お洗濯の手順 -洗う-

洗濯後に形を整えやすくするため、カーテンのヒダに合わせじゃばら状に折った状態で、洗濯ネット入れてお洗濯を行います。 カーテンのお洗濯には、おしゃれ着洗い用の洗剤としても馴染みのある、繊維に対しての負担が少ない「中性洗剤」を。洗濯機を使用する場合は、「ドライ」や「手洗い」コースなどの弱水流のものを選びましょう。水量をたっぷりと使い、優しく洗うことで、生地への傷みを抑えることができます。
手洗いの場合は、浴槽や洗面容器に同じく多めの水を張り、押し洗いをしていきます。一見、汚れが落とせそうなもみ洗いは、生地を傷みつけたり、シワの原因になったりと、負担がかかってしまうため控えましょう。

お洗濯の手順 -干す-

洗濯後は、生地の傷みを減らすため約30秒〜1分程度で脱水を行い、カーテンを干していきます。乾燥機を使用して乾かすと、回転による圧力や熱風により、シワができたり収縮したりとカーテンに与える負担が大きいため、長く良い状態を保つためにも、カーテンの干し方は「吊り干し」つまり、元のカーテンレールに取り付けて乾かす方法が基本です。若干生地が濡れている状態で吊り干しをすると、水の重みで自然とシワが伸びてくれるので、あとはそのまま乾くのを待つだけ。
レースカーテンとドレープカーテンを同時に半濡れ状態で吊り干しすると、湿気が溜まりやすく黒カビの原因にもなるため、お手入れのタイミングは分けて行いましょう。