無題ドキュメント

FURNITURE FINISH

FURNITURE FINISH

大切な家具をより長くお使いいただくために、欠かすことのできない”仕上げ”。木目の表情を美しく引き立たせたり、毎日の傷や汚れを防ぎ保護するため、家具には”塗装”が施されています。
無垢材という自然素材は、時が経ち、ついてしまった小さなキズも使うほどに味わいになり、愛着が深まるのが大きな魅力です。そして、その魅力を引き立てる役割のひとつを”塗装”が担っています。
塗装には多くの種類があり、その目的や効果もさまざま。今回は、モモ ナチュラルで取り扱っている3種類の塗装方法の特徴とお手入れについてご紹介します。天然木の扱い方に不安を抱いてる方も、塗装の特徴や気をつけるポイントさえ知っておけば、安心してお使いいただけます。是非、ご参考ください。

木の風合いをそのままに -オイル塗装-

自然素材から作った天然のオイルを木に繰り返し染み込ませ、仕上げる”オイル塗装”。色、手触り、匂いなど木が本来もつ風合いをそのままに、木目の美しさを愉しむことができる塗装方法です。
オイル塗装の大きなメリットは、日々の使用でついた傷やシミを、ご自宅でメンテナンスできること。お子様のお絵描きでついてしまったペン跡も簡単に目立たなくでき、綺麗な状態で長く使うことが出来ます。また、共に過ごした時間の証として、ついた傷や汚れを残し、家具を味わい深くできるのもオイル塗装の魅力の一つ。オイルのしみ込み方で表情の変化を愉しむことができます。表面に塗膜を作らない塗装のため、熱いお鍋や濡れたコップなどを置くときは、鍋敷きやコースターをご使用いただくことで輪染みなどを防ぐことができます。

【主なシリーズ】
・VIBOシリーズ(ex.ORDER DINING TABLE)
・VENTシリーズ(ex.ORDER DINING TABLE)
・COMOシリーズ(ex.COMO CHEST)

水や汚れに心強い -ウレタン塗装-

木を樹脂塗膜でコーティングし、仕上げる”ウレタン塗装”。
一般的にはツヤツヤとした光沢感を持つ塗装をしているケースが多いですが、モモ ナチュラルでは木の風合いをできる限り活かすため、つや消しのウレタン塗料を使用しています。木の表面を樹脂で覆うことで、オイル塗装と比べると水や汚れに対して強くなるのが特徴。汚れにくく、飲みこぼしもサッと簡単に拭き取ることができ、日々のお手入れの手軽さが魅力です。また、コーティングをしているため、木の乾燥を防ぐことができ、反りや割れが少ないのもポイントです。メンテンナンスにはウレタン塗料の塗布が必要のため、ご自宅では難しいので大きな傷や汚れにはご注意を。普段のお手入れは、乾拭きまたは、固く絞った布で拭くだけの手軽さも魅力です。

【主なシリーズ】
・LANDシリーズ(ex.ORDER DINING TABLE)

木の質感と強さの両立 -ラッカー塗装-

自然の木の風合いも愉しみたい、でも日々のオイルの塗りなおしなどはちょっと大変そう..という方におすすめの塗装方法”ラッカー塗装”。ウレタン塗装と同じように、木の表面に塗膜をしますが、薄いコーティングなので木の表情を十分に感じることができ、使い込むほどに味わいが増していくのが特徴。一方で、コーティングをしているため、オイル塗装とは異なり、日々のキズをつきづらくしてくれるのもポイントです。
塗膜が薄いため、オイル塗装同様に、熱いお鍋や濡れたコップを使うときには、鍋敷きやコースターなどを使用するのがおすすめです。
普段のお手入れは、乾拭きまたは、固く絞った布でお手軽に。

【主なシリーズ】
・UNIT BOARDシリーズ(ex.UNIT BOARD 02)
・COMOシリーズ(ex.2WAY LOW TABLE)