#07 | by User Yoʼs home

暮らしを積み重ねる(1/2)

Interiors that reflects the accumulation of life.


1人暮らし、2DKの間取り図
デイソファがあるようさんのお部屋
1人暮らし、2DKの間取り図

今回お伺いしたのは、お子様の独立を機にひとり暮らしをはじめたようさんのお部屋。幾度かのご家族でのお引越しを経て、今の自分の心地よさを追求してつくられたお部屋には、ようさんのお人柄があたたかく表れています。

ひとり暮らしにあたり荷物の大半を整理するなか、新居に引き継いだのは10年20年と使い続けている3つの小家具。アンティークのようなそれらの小家具と合わせて、新居に迎えたのが『DAY SOFA』と『アルダー材のダイニングテーブル』でした。

部屋作りの参考にしたスクラップブック
部屋づくりは、雑誌を切り取ったスクラップブックから。インダストリアル系・グリーンなど自分の好みを掴むきっかけに。
DAY SOFA 2P ONE ARM
ワンアームのデザインに心が動いたデイソファ
よう様のお部屋・アルダー材のダイニングテーブル
アルダー材が好きだから木を感じられる厚めの天板に

もともとお持ちの家具はダークブラウン、ソファはオーク、ダイニングはアルダーと、実は家具に使われている木材もその色味も異なります。それでもまとまって見えるのは、ダイニング・リビング・寝室といった各コーナーから見えるシーンに違和感のないバランスを、暮らしながら見つけてきたから。
「濃い色の家具は並べずにリビングから見えない場所に置く」「お部屋に使う色は3色、モノトーンとブラウンとグリーンに絞る」「プラスチックのものは表に出さない」など、自分にとって違和感のないバランスを探りつづけることで、心地よく過ごせる空間がつくられています。

部屋作りの参考にしたスクラップブック
部屋づくりは、雑誌を切り取ったスクラップブックから。インダストリアル系・グリーンなど自分の好みを掴むきっかけに。
「塗りすぎていない、木の質感がすごく良い。特にアルダー材が好きなんです」
モモ ナチュラルで家具を選んだ理由をそう教えてくださったようさんは、アルダー材のUNIT DINING TABLEを使われています。
「シュッとしたデザインがよくて脚は細めの丸脚を選びました。でも、天板は薄いものだともったいない気がして。アルダー材の木の重みや質感がより感じられるすこし厚めのタイプにしました」
「サイズは100cm×75cmです。食べるスペースだけじゃなくて物を置いたり飾ったりできる余裕があるので、少し大きめのサイズが使いやすくて」

20年後、おばあちゃんになっても使い続けられるものを選びたい、とお話ししてくださったようさん。
暮らしを積み重ねるなかで大切に選び取ってきたものが、シンプルに心地よく、お部屋に残っていく。ようさんご自身のお人柄として、お部屋にも表れているように感じます。

よう様のご自宅・アルダー材のダイニングテーブル
* Instagram:よう/アラフィフからのおひとりさま生活 [ohitorisama_kurasi]