#03 | by Staff Wʼs home

家具と暮らし続ける(2/2)

Furniture that fits your daily life


LDK16帖の間取り
リビングダイニングのコーディネート
LDK16帖の間取り

引越しに伴い、前の家から使い続けるものもあれば、新しく設えたものもあります。
カーテンは、新しい家に合わせて選んだものです。リビングダイニングには横並びに窓が2つあるので、圧迫感が出ないように天然素材のカーテンを選びました。ドレープカーテンは、一見ベーシックですが刺繍の陰影が浮かび上がるところがお気に入り。リネンのレースも日中柔らかく光を通してくれるし、風に揺れる姿もふんわり優しくて。カーテンのおかげで、家で過ごす時間が本当に心地いいんです。

素材感のあるカーテンが、ベーシックカラーでまとめられた空間のさりげないポイントとなり、心地よい空気感を生んでいます
ダイニング側のカーテン
カーテン越しの柔らかな光に、グリーンも心地良さそう
リビングの白いブラインド
リビング側の窓は白いブラインドですっきりと

– いまの生活で増えたものには、予想以上に活用できなかったものもあるかもしれませんが、思っていた以上の効果を生み、暮らしの一部となったものも多くあります。ものや空間は単なる存在だけでなく、家族との関わりや思い出の場でも在り続けます。その中で思いがけない使い道や新たな価値が見出され、日常に嬉しい発見が生まれます。

素材感のあるカーテンが、ベーシックカラーでまとめられた空間のさりげないポイントとなり、心地よい空気感を生んでいます
もう一つ、新調した大きな家具がダイニングテーブルです。
以前の家では小さめの長方形(W1200mm)のテーブルを使っていましたが、大人が横並びに座るとやはり窮屈でしたし、子どもが生まれて以前よりも来客が増えたので、この機会にテーブルを買い替えることに。新居は、キッチンと窓に挟まれた場所へダイニングを配置するので横幅のサイズに制限がありました。ただ、奥行きに少しゆとりが取れそうだったのでサークルテーブルを選びました。

以前よりもコンパクトなW1100mmなのに、横並びに座らないので窮屈さがなく、どの位置からもテーブルの中心にかけて距離が一定のため、料理がサーブしやすいのも嬉しい。見た目以上に広くゆったり使えるという驚きを実感しています。そして、四角い空間の中に曲線が入ることで、部屋全体が柔らかな印象にもなりました。サークルテーブル、眺めていても愛らしいんです。

これから先も、ものや空間に向き合う機会が増えるたびに、子どもの成長や家族が増える喜びに合わせて、アレンジやレイアウトを愉しんでいきたいと思っています。

4人がけのサークルダイニングテーブル