#02 | by Staff LRʼs home

狭くても、譲れないソファ選び

Choosing a sofa for Small spaces


狭い部屋のソファ選び
狭い部屋のソファ選び

狭い部屋でも、くつろげる空間を最優先したい。
そんな私たちの部屋づくりに、最初に選んだ家具は、ソファ。そして、二人が絶対置きたかったソファは、ゆったりとした奥行きで、とにかくゴロンとくつろげる「N.BOX SOFA」。この広々した座り心地は、やはり理想の部屋づくりには欠かせないポイントでした。
レイアウト上は置けるのですが、やや大きく感じられるサイズ感は、少し心配もありました。でも、少しの工夫で圧迫感は軽減されたかなと思います。

ソファ以外の家具や小物は、色を抑えています。蛇腹の木扉は、少ない面積の中でもデザイン性を愉しめる要素が嬉しい。
奥行を活かしたレイアウト
玄関から奥へ縦ラインを作ることで、空間を広く見せる
リラックスできるパーソナルスペース
配置を工夫して、小さくてもパーソナルスペースを確保

― ソファは、大きな家具なので、ベージュなどベーシックな生地を選ぶことが多いです。しかし、二人はあえて、濃い色「リーフネイビー」をセレクトしています。このソファを主役として、部屋のフォーカルポイントに設定することが、とても有効になっています。視線が自然とソファに集まるように工夫され、それは、図面上で感じるサイズ感の不安や空間の狭さを感じさせない。不思議な視覚効果がありました。

ソファ以外の家具や小物は、色を抑えています。蛇腹の木扉は、少ない面積の中でもデザイン性を愉しめる要素が嬉しい。
― また、パーソナルスペースを作ることも、二人暮らしならではのスタイルです。コンパクトながらも、一人掛けソファの近くに本棚を配置することで、パーテンションのように区画化させる効果が生まれます。二人で居ても、それぞれの時間や空間の確保は大切です。自分だけの読書スペースを設けたり、静かな時間を過ごすこともできます。

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部屋が狭くても、選ぶものをあきらめないための工夫で、理想の空間づくりは実現できます。
このソファにして、やはり良かったと思うのは、2人で座っても、それぞれの座り方で窮屈さを感じないところです。ぜひ、お客様にもいろいろな座り方で試してほしいなと思います!

僕たちの暮らしは、始めたばかりですが、これからも二人の好きなものが増えて、収納を増やしたいなとか。おうち時間を愉しむために、プロジェクターが欲しいなとか、、。そうやって話しながら、お互いの居心地の良さを共有していきたいです。いずれ、また違う部屋に引っ越した時にも、今ある家具は使いたいし、これから先選ぶものは、そんな風に使い続けられるものを選んでいきたい。時間をかけて、少しずつ家の中が充実していくのも愉しいです。