#09 | by Staff Mʼs home

2度目の部屋作りは“自分色”に

Second Room, My Colors.


広々ワンルーム ワンルームコーディネート
広々ワンルーム ワンルームコーディネート
一人暮らしコーディネート ワンルームコーディネート

初めての引っ越しでは、間取りに合う家具をそろえることばかり考えていました。
今回の2回目の引っ越しでも、今ある家具が無理なく収まる部屋を…と探していたものの、なかなか理想の部屋に出会えませんでした。

それならいっそ――そう思い切って、広々としたワンルームに決めました。
ワンルームのレイアウトは気にかける点が多く悩みましたが、少しずつ自分なりの空間づくりを進めています。

ベーシックコーディネート 模様替え ビフォアアフター
今まで使用していたカーテンやソファカバーは、ベーシックカラーで統一されていたけれど、ちょっと寂しい印象。
リネンカーテン カラーカーテン
新しいカーテンには、キャメル色のリネンをセレクト
間仕切り家具 目隠し ブロッキング
ベッド前のシェルフで、玄関からの視線を自然に遮る。

-初めての部屋づくりでは、無難なベーシックカラーコーディネートだったスタッフM。2度目の部屋づくりは、印象がぐっと変わりましたね。

「家具をこの配置にしたときに目に入る景色をもっと変えたいと思って、今までのカーテンやソファの色にも見直すタイミングができました。以前から気になっていたキャメルのカーテンを思い切って掛けてみたら、“この色には何を合わせよう?”と想像が広がって、色選びがぐっと楽しくなったんです。カーテンを引き立てるようにソファカバーはチャコールに。ラグや小物も、色や素材を意識して選ぶようになりました。」

ベーシックコーディネート 模様替え ビフォアアフター
今まで使用していたカーテンやソファカバーは、ベーシックカラーで統一されていたけれど、ちょっと寂しい印象。
―ワンルームで暮らすうえで、レイアウトにはどのような工夫を?

「まずは、ひとつの空間を“どこで何をする場所か”という役割ごとに、ゆるやかに区画化するところから始めました。寝る場所、くつろぐ場所、食事をする場所。それぞれの位置が決まると、持っていたベッドやソファ、ダイニングセット、カップボードの置き方も自然と見えてきて。

そこから、空間にメリハリを出すために間仕切り家具を取り入れました。
キッチンの背面にはカウンターを置いて、ダイニングテーブルに続く動線をつくることで、ワンルームでも奥行きが感じられるように。また、玄関からベッドが直接見えないように、手前にシェルフを配置して視線をやわらかく遮ったのもポイントです。こうして“閉じすぎず、開きすぎない”間仕切りを上手く使ったことで、ワンルームでも心地よいバランスの空間になりました。」

スタッフMの部屋を訪ねて、色や配置を少し変えるだけで暮らしの景色がこんなにも変わるんだと、あらためて実感しました。 “自分らしさ”をゆっくり育てていく、そんな部屋づくりの楽しさが伝わってきました。
キッチンカウンター カフェスタイルインテリア